2020年12月20日日曜日

Acer Spin 311

触った感じを書いてみます。

■CPU
MediaTek M8183Cという、検索してもあまり情報が出てこないのですが、エントリー向けのSoCかと思います。
Geekbench 5でシングルコア:261、マルチコア:920でした。Zenfone Max Pro M2(Snapdragon 660)がシングルコア:298、マルチコア:1402でしたので、ゲームなどはせず普通に使う分には充分なスペックかなと思います。

■ディスプレイ
11.6型で1366x768という解像度なので、粗さは多少気になります。私はあくまでサブのサブくらいの位置づけなのでこれで充分ですが、本格的に使うことを考えるのであれば、FullHDを登載した上位モデルを考えた方が良いと思います。
パネルはIPS液晶の光沢パネルです(Gorilla Glass仕様)。昔に比べると、光沢パネルでもギラつきは気にならなくなってきましたね。

■インタフェース周り
USB Type-C×1、USB Type-A×1だけなので、ちょっと不足するかも。マウスはBluetoohが良いかと思います。SDカードリーダもありませんが、USBカードリーダは普通に認識してくれました。
USB Type-Cポートはディスプレイ出力にも対応するので、画面の狭さはある程度これで補えるかも。ただし、MediaTekモデルはFullHDまでにしか対応しないそうで、それ以上の画面サイズだとIntelモデルじゃないとダメなようです。

■キーボード
USキーボードをそのまま日本語キーボードに流用した感じなので、左側の余裕具合に比べて右側の詰まり具合が気になります。Enterキーがすごく狭い。打鍵感は、このクラスなら標準的かと。

全体としては、まあ、この価格なら必要充分なスペックだと思います。普段からChromeを中心に使っている(Googleに魂を売っている)という人であれば、さほど困ることも無いんじゃないかと思います。
ただ1点、この機種の問題ではなく、Chromebook全体の問題として致命的なのは、フォントの追加ができないということでしょう。使い方にもよりますが、このフォント問題が解決しないと、Chromebookをメインの作業環境として使うというのは厳しい気がします。

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