ひとまずAlexaの音声指示でできる範囲のスマートホーム構築は一段落したので、次は見守りを考えています。
高齢の親の見守りというのもありますが、一人暮らしなもので、自分自身の見守らねば……ということを以前から考えていました。要するに、私自身に何かあったら(自宅で気を失っている等)、外の誰かに連絡して気づいてもらうというやつですね。
普通に仕事をしているので平日なら、出勤していなければ会社側で気づいてもらえるのですが、連休中とかだと下手すると2~3日放置状態になります。やはり、少しでも早く気づいてもらうためには、もう少し積極的な見守りの仕組みが必要です。
以前からTapoの見守りカメラを使っていますが、基本的に見守りカメラって、「アクションを検知したら」通知を上げることしかできません。でも、見守りって普通、アクションがあるのは元気な証拠なので、むしろ「アクションを検知しなかったら」通知を上げてほしいのです。どうも、見守りカメラを作っているメーカーは、ここを理解してない。
Alexaには、一定時間アクションを検知しなかった場合に通知を上げる機能はありますが、私に通知されても意味が無く、私以外の誰かに通知する必要があります。
そこで、TapoがRTSPに対応していることと、以前からSynology NASを使用しておりSurveillance Stationを2ライセンスまで使えるので、これを組み合わせて通知の仕組みを作りました。
Surveillance Stationに「アクションを検知しなかったら通知」機能があれば話は簡単だったのですが、無かったので以下のような仕組みで動かしています。
- Tapoのアクション検知をトリガにSurveillance Stationでアクションをキック
- 検知日時をファイルに記録(常に上書き)
- NASのスケジュールで、上記ファイルを確認する処理を定期実行
- 検知日時から一定時間以上が経過していたら(つまり、一定時間以上、私に動きが無かったら)私以外の誰かにメール発報
これでなんとか私の危機を誰かに通知する仕組みは出来上がったのですが、手組みの処理が多くて全然スマートじゃない。こういうことを簡単にできるようになってほしいんですけどねぇ。