2024年10月2日水曜日

AIのべりすと

私自身、かつては二次創作小説に手を染めていた時期もあり、「物を書く」ことに関しては私なりのこだわりがあります。
最近、また書きたい欲が出てきたので、流行りに乗ってAI小説を試してみることにしました。

なぜAIのべりすとを選んだかはここでは書きませんが、私なりに感じたことを書いていこうと思います。
モデルは「スーパーとりんさま」を使っています。

まず、出力される文章ですが、このまま使うのは難しいですね。行為の仕手と受け手がいつの間にか入れ替わっていたり、行為の繰り返し(脱いだシャツをまた脱ぐ、など)が頻繁に起こるので、出力文章にはかなり手を入れる必要があります。
また、ストーリーの進行速度をコントロールするのが難しく、じっくり書いてほしいシーンがあっさり終わったり、気づいたら勝手に次の章に進められたりと、思うようにいかないことが多い印象です。

最終アウトプットを書かせるのが難しいなら、プロット作成に使ってみようと、私とAIで交互にネタを出しながら話を作っていく方法も試しましたが、こちらもなかなか上手くいかず。
チャットモードで、私とAIでそれぞれ役割を分けて掛け合いのように話を作っていきたいのですが、どうしてもAIの出す文章が短く、なかなか話が進んでいきません。ある程度まとまった量の文章を返してくれると、さくさく展開を進められて嬉しいのですが。
実際のところ、こういうプロットの作り方だとChatGPTの方が使いやすく、ChatGPTなら15~20回程度のやり取りで1シーン分のプロットを作れるのですが、AIのべりすとだと20回程度ではまだスタート地点付近だったりします。

というわけで、小説を書くという本来の目的を達成するには、ちょっと厳しいかな……というのが今のところの感想です。もちろん、たんに「私が使いこなせてないだけ」という点があるかもしれませんが。
ChatGPTだとnsfwなプロットは作れないので、その目的で使う分にはアリかもしれません。

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