2018年1月4日木曜日

最近読んだマンガ

Kindleで1巻無料のコミックスを何冊か読んで、面白かったら続きを買うことにしました。というわけで、まとめて感想。

■りぶねす
1巻読了後、3巻まで購入。
個人的に大好きな王道ラブコメ。昨今は、王道ラブコメと言いつつドタバタ劇やギャグを織り交ぜる邪道ラブコメが多い中、これはちゃんとした王道ラブコメです。
ダブルヒロインで、1人は妹、もう1人は幼なじみ。このキャラ配置だと、妹との禁断の恋に走る作品も多いのですが、本作は妹がfrom(妹→兄)もto(兄→妹)も恋愛対象になってないところが好感できます。
ストーリーは、「家族愛(妹)」と「恋愛(幼なじみ)」との間で葛藤する主人公を軸に進展しているのですが、妹とも幼なじみともそれぞれの意味で「相思相愛」なんですよね。しかも、本人たちもそれを痛いほどに理解している。それでもなお単純には結ばれないという流れが、コメディ(喜劇)として上手く機能しています。
主人公と妹との距離感がすごく好きなので、そこが変わらない限り、4巻以降も読んでいこうと思います。

■終電ちゃん
電車ではなく「終電の擬人化」という、なかなか面白い設定。言うなれば、(最終)電車の運行に関わる様々な鉄道スタッフの想いの集合体、みたいなものでしょうか。
主人公は中央線(新宿~高尾)の最終電車で、終電が織りなす様々な人間模様を描いています。個人的には、1巻読み終わるまでに3度ほど泣きました。
1話完結型で、「続きが気になる」というタイプの作品ではないので、また気が向いたときに2巻を買ってみようかと思います。

■Helck
無料で3巻まで読了。
新しい魔王を決める戦い(と言っても、すごく平和的な競技会みたいなもの)に人間の勇者ヘルクが参戦することで始まる、魔界と人間との戦いを描くファンタジー。表の主人公は人間の勇者ヘルクで、裏の主人公(語り部)は魔界の四天王のひとりであるヴァミリオ。ヴァミリオが超可愛い。
なぜ人間の勇者であるヘルクが魔王を目指すのか、という謎から始まり、次第に真実が明かされていく展開が面白い。続きを買いたいけど、Kindle版と紙版で価格が同じなのがイラッとするので買ってません。(資産価値が無い分、電子書籍版は10円でもいいから安くすべきと考えているので)

■寄宿学校のジュリエット
2つの対立する国が、ひとつの寄宿学校を作って、一方の国の男子学生(わりと俺TUEEEE系)がもう一方の国のリーダー的女子を好きで、告白したらOKされて付き合い始める……という、わりかし最近のラブコメ。早々に相思相愛になるというのは、最近の流行りなのかな。
面白いことは面白いけど、なんか似たパターンはよく見る気がするし、いかにも日本な舞台であるにも関わらず微妙にファンタジー設定なところに必然性を感じないので、あえて続きを読もうとは思いません。

■29歳独身中堅冒険者の日常
わりと強い冒険者が、わりと平和な片田舎で冒険者として過ごしていたところ、ひとりの少女(ほぼ幼女)と出会い、彼女がサキュバスだった……というお話(かなり乱暴な説明ですが)。
骨子は、独身男性が女の子を引き取って育てる系の作品で、そのファンタジー版という感じでしょうか。とりあえずパス。

■転生したらスライムだった件
小説のコミカライズ。
転生したらスライムになっていた……という、タイトルどおりのお話。ただ、確かにスライムなんだけど、チート並みに強い(まあ、ドラクエのせいでスライムって最弱モンスター扱いなんですが、実際はダンジョンにおいてはかなり強力なモンスターです)。
面白いことは面白いけど、(1巻を読んだ限りでは)最近ありがちな俺TUEEEE系作品なので、続きを読む気は起きないです。

■織田シナモン信長
織田信長が犬(シナモン)に転生した……というお話。着想は面白いけど、お話がイマイチで早々に飽きました。

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