2018年4月29日日曜日

近江八幡

GWということで、琵琶湖と浜名湖のどちらか迷ったのですが、琵琶湖の湖東を自転車で巡ってきました。4時間半で走行距離は60km弱くらいでした。

西の湖を巡る遊覧船。

八幡堀。

長命寺から県道25号線で琵琶湖沿いに北上。道は狭いけど、アップダウンがあまりないので走りやすい。

愛知川河口。

曽根沼湖岸緑地公園。

愛知川。

2018年4月21日土曜日

桑名

いつもの木曽三川公園(東海広場)から桑名まで往復してきました。

揖斐川右岸の堤防道路。自動車では今まで何十回と通ってきた道ですが、自転車ではこれが初めて。

長良川河口堰。

七里の渡し跡。

柿安本店の向かいにある本多忠勝像。

諸戸氏庭園前のレンガ倉庫。

名四国道揖斐長良大橋の歩道。国道1号線伊勢大橋の歩道とは違って取って付けた感が無いので、自転車でも走りやすい。

真宗高田派蓮生寺。山門は、長島城の大手門を移築したもの。

2018年4月18日水曜日

コンテンツは無料なのか

「商売よりもいかにマンガを好きになってもらうか」 マンガアプリ「ピッコマ」が「待てば無料」モデルで見せた未来

この記事を読んで、「これってつまり、立ち読みだよね」という理解に至ったとき、やっぱり「コンテンツは無料」なんだという確信を得ました。それも最近の傾向ではなく、大昔からの話として。

ここではコンテンツを「本」に限定します。

要するに、本は書店やコンビニ、図書館に行けば無料で読めるわけです(立ち読みの是非は問いません)。最近の話ではなく、ずっと昔からこの形態は変わってません。
もちろん無料で本を読むには、書店やコンビニ、図書館に足繁く通うという対価が必要です。でも、その対価はコンテンツホルダーに対しては一切支払われません。

じゃあ、どういうときにお金のやり取りが発生するかというと、通うのが面倒だとか、時間や場所を問わずに読みたいとか、「所有」という満足感を得たいとか、そういった要求が発生したときなんですよね。ものすごく極論を言ってしまえば、この考え方が正しいとすると、我々は本というコンテンツに対価を支払っているのではなく、利便性に対価を支払っているわけです。
別の言い方をすると、「美味しいものを食べたい」と思ったらその美味しいものに対価を支払う必要がありますが、「面白い本を読みたい」と思ったら本屋に行って立ち読みすればいいんです。

巷では「昨今はコンテンツの無料化が著しい」とか「コンテンツ無料化は、作家を殺す」といった「最近の潮流」としてのコンテンツ無料化議論が多いのですが、実のところ、「そもそも多くの人にとってコンテンツは無料」なんだというところから議論を始めないと、本質的な解決には至らないのではないかと愚考します。
その意味で、上記リンク先記事のアプローチは、かなり本質を突けているのではないかと、そのように感じているしだいです。

2018年4月10日火曜日

Amazon EchoとGoogle Home Miniのその後

使い比べた結果、Amazon Music Unlimitedに加入しました。
まずGoogle Home Miniだと音質がイマイチすぎ、外部スピーカーに接続するのも面倒なので、プライム会員なら200円安くなるAmazon Music Unlimitedの方が便利で得だなという結論です。
正直、聴きたい曲のラインナップはAmazon Music UnlimitedでもSpotifyでもどっこいどっこいというか、どちらもイマイチなので、いつまで使い続けるかは微妙です。スマホにダウンロードしておけば、車でも聴けるという点を評価して、契約はしてみましたが。

あと、AIスピーカーの観点では、Amazon Echoの方が個人的には使いやすいという結論に達しました。
Google Homeは、中途半端にGoogleのサービスと連携してしまい、押しつけがましい気がして使いにくい部分があります。「○時になったら教えて」と指示すると、Amazon Echoは指定した時刻にアラームを鳴らしてくれるのですが、Google Homeはリマインダーでスマホに通知を送ってきます。いや、そうじゃない、お前から直接教えて欲しいんだよ……と。

結局、Google HomeはGoogleサービスと連携することを前提としたスマートスピーカーなので、Googleの各種サービスを使い込んでいる人には便利なのですが、そうでない人にとっては中途半端なんですよね。
一方のAmazon Echoは、そもそも連携できるサービスが買い物と音楽くらいで、それ以外はスキルで補完するという割り切った仕様が、自分で使うサービスを選びたいという人にはフィットすると思います。スキルを明示的に呼び出さないといけないという手間はありますが、標準サービスを無理遣り押しつけられることもないという点を評価できるなら、Amazon Echoの方が便利に使えるのではないかと。

2018年4月5日木曜日

Amazon EchoとGoogle Home Mini

とある事情から、Amazon EchoとGoogle Home Miniをお迎えすることになったので、スマートスピーカーに興味があるかた向けに思うところを書いてみたいと思います。
Amazon Echoの方はDotではなく、Google Homeの方はMiniなので、音質の比較はしません。

■音声認識
音声認識の精度は、極端に差があるようには感じません。ただ、単語の許容範囲が、Amazon Echoの方がやや広くカバーされているように感じます。Google Homeは表現を変えると、上手く応答してくれないことがあります。

■読み上げ
発音は好みのレベルかなと思いますが、単語の読み方の正確さはGoogle Homeの方が圧倒的に上です。

■機能
Amazon Echoはスキルで機能を追加できる点がメリットですが、一方で、スキルは個別のウェイクワードで呼び出す必要があるため、面倒に感じることがあります。使用頻度の低いスキルはウェイクワード自体を忘れてしまい、Alexaアプリで調べて呼び出すという、よくわからない状態になることがあります。
一方、Google Homeは自由に機能追加はできないものの、基本的な機能を意識せず使うことができるので、スキルに興味が無ければGoogle Homeの方が使いやすいと思います。

■ニュース
「今日のニュース」と指示すると、Google Homeは固定のニュースメディアを読み上げるだけですが、Amazon Echoはスキルに追加されたメディアからニュースを読み上げます。自分の興味あるニュースだけを読み上げさせることが可能なので、この点は、Amazon Echoの方が便利です。

■音楽
Google Homeは、Spotifyの無料版を使えるのがメリットです。数曲に1回のペースで広告は入りますが、基本的に無料で使えるので、ライトに音楽を楽しみたいという層にはこれで充分だと思います。最新のアップデートで、外部のBluetoothスピーカーに接続できるようになったので、Google Home Miniでも音質の問題をクリアできます。
Spotify無料版だと、音声認識でプレイリストを使えないそうですが、Amazon Echo+Amazon Musicでもプレイリストを上手く認識してくれないことが多く、ほとんどの場合はAlexaアプリからプレイリストを指定して再生してます。なので、ここに実質的な差は感じません。
あと、Spotify無料版はシャッフルプレイしかできないという制限がありますが、これも、ライトに「聞き流す」という使い方なら、ほぼ気にならないと思います。

■ウェイクワード
Google Homeは「OK Google」と「ねえGoogle」の2つだけと素っ気ないのですが、Amazon Echoは4種類から選べ、「Computer」でスタートレック感を出すことができます。まあ、これだとテレビの音声などに反応してしまうことも多く、悩ましいところです。

■総評
ここまで来て、こんなことを書くのもおかしな話かもしれませんが、スマートスピーカー自体、まだまだアーリーアダプター向けの製品だなと思います。
赤外線リモコンなどと連携させるともう少し変わるのかもしれませんが、音声認識の精度も幅広さもまだまだで、なんでもできそうなんだけど、意外と何もできないという印象です。例えば音楽を聴くだけなら、スマホ+Bluetoothスピーカーでも足りるわけですので。
自宅をスマートホーム化したい、のような明確な目的があれば良い製品だと思いますが、そうでない場合は、もう少しこなれてくるのを待ってもよいのかなと思います。