議席減の立憲民主、共産との共闘は失敗か
いろんな意見はありましょうが、個人的に、この意見にはわりと同意。
今回の選挙で個人的に重視したのは、立民+共産の躍進により、外交・安保政策が後退してしまうことを避けてほしいという点でした。
やはり、日韓合意、クアッド、CPTPPといった外交・安保政策について、安倍政権時代の躍進は目を見張るものがありました。これらを失えば、日本の外交はおそらく20年は後退してしまうと考えると、とてもではないけど立民+共産を支持はできず、「立民+共産を勝たせたくない」という意識が働きました。
たぶん、今回の選挙結果は、全般的にそのあたりが強く作用したのではないかと、そんな風にも感じます。
あとは、共産党と組んだ時点で「政策で勝つことを諦めた」という印象を広く与えて、結果として維新の躍進を許したということでしょう。
もうひとつ付け加えるとすると、前回の政権交代も、振り返ってみれば「自民党を負けさせる」みたいな消極的な主張に有権者が乗っかってしまい、結果として民主党政権の惨事を産んでしまったわけで、さすがに国民も二度は騙されないぞと、それだけの話だとは思います。
「自民党を負けさせる」という後ろ向きな旗印に、もう有権者の支持は集まらないという事実を、早々に認識してほしいのですが、今の様子を見ると無理なんだろうなぁ……とも思います。二匹目のドジョウは居ないのですよ。