2016年11月23日水曜日

携帯キャリアはいつ気づいてくれるのか

値引き↓サービス競争へ、ポイント交換など充実

こういうニュースを見るたび、大手携帯キャリアは気づいてないのか気づいてないふりをしているのか、よくわからなくなります。
結局、ARPUを下げることを最大限に回避しようとしているために、本質からどんどん遠ざかっているように見えます。ユーザは、使わないサービスを提供してほしいのではなく、使えるメニューを提供してほしいだけなんですけどね。

べつに高品質サービスを安く提供してほしいわけではなく、自分の契約したいプランを納得できる価格で契約できれば良いのですが、携帯キャリアのメニューがまったくそうなってないのが現状です。
通話定額とデータ定額がセット販売になっているので、通話は着信のみ、通信もメールとニュースサイト程度だから1GBもあれば充分という人でも、そこそこ高いプランを契約しなければならず、そこに納得感が生まれません。
もっと言うと、500kbps程度の速度で充分だから無制限に使わせてくれと、そういうニーズに応えてくれるプランも大手キャリアにはありません。

サービスの付加価値を高めるため高速・大容量・定額を謳うばかりで、ニーズは二の次になっているというあたり、どうしようもない業界だなと思います。

私の場合であれば、正直、通話プランとデータプランを自由に組合せさせてくれるなら、それだけでMNOに戻るつもりもあるんですが、多分その日は永遠に来ないんじゃないかと、かように思う今日この頃です。

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