2022年6月9日木曜日

『ウマ娘』の新作アニメで気になっていること

ふと思い出したので。
1999年世代を描くということで、『シンデレラグレイ』のように史実がベースになるようですが、舞台装置をどうするのかという点がやはり気になるところです。

原作(『プリティーダービー』)は、世代関係無く競走馬をモチーフにしたウマ娘を集める舞台装置として「トレセン学園」が存在するわけです。しかし、『シンデレラグレイ』を見てもわかるように、どうもこの「トレセン学園」という舞台が作品とマッチしない。
要するに、競争を引退したシンボリルドルフが学園に残っているのを見ると、入学と卒業と引退の概念がわからなくなってくるんですよね。あと、入学前から競争名付けてるというのも違和感があります。
『シンデレラグレイ』からこの新作アニメを見ると、10年先の(『シンデレラグレイ』で「いつか私達が目にする」と語られた)未来にあたるわけですが、ここでまたシンボリルドルフが会長として登場すると「は?」となってしまう人も居るわけです。
まあ、それが『ウマ娘』だと言われたらそれまでなのですが、史実をベースにするのであれば、このあたりの設定は見直してほしいなぁ……というのが、原作ゲームもアニメの『プリティーダービー』も知らないけど、『シンデレラグレイ』が好きなニワカの率直な思いでもあるわけです。

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