2017年8月15日火曜日

ちょっとだけ初音ミクの話

ミクさんもオワコンと言われて久しいですね。
そもそも、ミクさんをDTMツールとして捉えるかキャラクターコンテンツとして捉えるかで考え方は変わるのですが、私はひとまずキャラクターコンテンツとして考えることにします。

オワコンとは言われるものの、世の中にはコンテンツを見たら「オワコン」と言わないと死んでしまうという謎の病気にかかっている人も多いので、何をもってオワコンとするかの定義はなかなか難しいところです。
ミクさんの場合、明らかに一時のブームは完全に去りましたが、未だにコラボ商品がちょこちょこと登場します。これ書いてる時分にもちょうど、NewDaysがコラボキャンペーンを発表しました。

ミクさんのキャラクター使用料がどの程度かは知りませんが、やはり知名度が高いという点と、一定のブランド力を持っているという点、さらに「爆発的な人気ではない」という点に多少の安心感があるように思います。無理をしない程度にそこそこの訴求力を期待できる、という感じでしょうか。
コンテンツとしては枯れてきているので、積極的にお金を使わないまでも、気になる商品があれば購入を検討するという一定層がまだまだ充分に存在することで、マーケティングもしやすいのかなとも思います。

そもそもミクさんは、最初からメディアミックスを狙ったコンテンツではなく、結果として巨大コンテンツに成長してしまっただけなので、むしろ今ぐらいの人気具合がちょうどいいレベル感という気もします。
そういう意味では、コンテンツとしての規模は縮小したものの、オワコンと呼ぶのはまだちょっと早いのかな……というのが個人的な結論です。


私自身はまだまだミクさんを応援したいですし、『FREELY TOMORROW』のこのPVみたいな未来がいつか見られるのではないかと、そんな妄想も抱いたりしています。

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