2017年8月29日火曜日

PS VRについて思う

プレステVR、一瞬でブーム終了…低レベルでゲーマーの失望深刻、販売小出しで話題づくり

記事自体は、「PS VRはダメ」という結論ありきで書かれている低レベルな内容なので、あまり見るべきものは無いのですが。

ビジネス的な観点になりますが、PS VRの5万円という価格は性能に対して相応で、そもそも本気のVRはハード一式で最低20万円からというのが相場です。PS VRは、中途半端だけどよくやってるんです。

実際にPS VRを体験してみてわかったこととして、やはり「リアル指向」には向かないですね。解像度が低い場合、グラフィックは抽象化した方が綺麗に見えます。「高解像度」を売りにしたゲームをそのままPS VRで遊ぶから、PS VRが必要以上に悪く見えるわけです。その点で、ゲームメーカーがPS VRの本当の良さを引き出せてない、というのが問題の本質ではないかと思います。

PS VR用ゲームで最も面白いのは、無料でプレイできる『THE PLAYROOM VR』だというのが世間の評価だったりしますが、実際、『THE PLAYROOM VR』は本当に面白い(というか楽しい)し、VRの良さを存分に引き出しています。なおかつ、これをプレイしている限りなら、PS VRの性能はまったく気になりません。

個人的に、PS VRにはまだまだ可能性があると思いますので、各ゲームメーカーの皆様におかれましては、少なくとも『THE PLAYROOM VR』を超える面白いゲームを作ってほしいと願っております。

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